About Cole Clark

MADE DIFFERENT TO SOUND DIFFERENT

創業2001年。コール・クラークは伝統的な構造に加え、革新的なデザインや技術を併せ持ち、ナチュラルなサウンドを奏でる、軽くて強い、ユニークなギターブランドです。

企業情報

社名:Australian Native Musical Instruments Pty Ltd.
ブランド:Cole Clark Guitars.
企業登記:2001年8月
代表取締役CEO:マイルス・ジャクソン
従業員数:39名
取引先:オーストラリア国内販売店、及び、海外18社
事業内容:アコースティックギターの製造
販売方式:国内の楽器小売店と国外の輸入総代理店
主要供給業社:Graph Tech、Grover、Gator等

www.coleclarkguitars.com

ユニークな構造

コール・クラークのスチール弦アコースティックギターは、主要アコースティックギターが採用するスパニッシュヒール、又はインテグラルネック構造で製作されています。これはネックがサイドと裏板に沿って直接接着されているもので、ネックがサウンドホールまで至る一体型の構造となっています。他社のギターでは、ボディーが作られ、その後ネックを装着する形であり、殆どの場合、ボルトかダブテイルジョイント方式となっています。コール・クラークではこの一体型構造によりユニークなサウンドが実現可能となります。また、カーブドトップとバックを採用し、サイド横板との接着では、一般的にはKerfingですが、当社ではリッジシステム構造で作られています。

ナチュラルピックアップ

コール・クラークの専売特許のピックアップシステムは、アコースティックサウンドらしさを忠実に再現するナチュラルなピックアップシステムです。ピックアップはより自然なナチュラルトーンを求めて、ピエゾの弊害を避けて、ある特定の周波数帯に存在する異なる要素を折り合わせて音を増幅します。これはサドルの底に搭載された6つのピエゾのコンビネーションを使い、中音から高音帯(350Hz最大クロスオーバー)の中の可聴周波数をブレンドするフェイスセンサーとコンデンサーマイクロフォンにより、究極のアコースティックサウンドを作ります。

素材

コール・クラーク・ギターは全て単板で、大きく良く鳴るオーストラリアの楽器用木材を使用しています。

歴史

2001年

―コール・クラーク社はブラドレー・クラークとアダム・コールによって起業し、世界最高のピックアップを搭載するスパニッシュヒール・スルーネックのアコースティックギターの製造を開始。

―10名の投資家が株式を保有して参画。

―2x5軸のCNCルーター、サンダー、バンドソーコンプレッサー、温度調節機、フォークリフト、木材乾燥設備、塗装ブース等を投入。

2002年

―“Mistress(ミストレス)”、“Guardian(ガーディアン)”、“Culprit(カルプリット)”のエレキギターと“Violap(バイオラップ)”、“Lapdog(ラップドッグ)”のラップスチールを発表。

2003年

―“FL Dreadnought(旧'Fat Lady')”と、特許登録の“Face Sensor 2 Way Pickup”を発表。

2004年

―アダム・コール氏がコール・クラーク・ギター社を退社。

2005年

―“Ukelady(ウクレイディー)”コンサートと“ジャックテナー”ウクレレを発表。

2008年

―“AN Grand Auditorium(旧'Angel')”グランドオーディトリアムモデルを発表。

2009年

―“FL Dreadnought(旧'Fat Lady')”アコースティックギターに新しいブレーシング方式を採用。

2010年

―ブラドレー・クラーク氏がコール・クラーク社を退社。

―新しい3ウェイピックアップを発表。

2012年

―エレキギターの生産を終了。

―マイルス・ジャクソン(オリジナルの投資家)がCEOとして参画。

―3 Way Pickup搭載の2・3シリーズと2 Way Pickup搭載の1シリーズの仕様変更を行う。

―ノンカッタウェイ“AN Grand Auditorium(旧'Angel')”と価格設定に合わせた仕様の“FL Dreadnought(旧'Fat Lady')”と“AN Grand Auditorium(旧'Angel')”を発表。

2013年

―両アコースティックモデルにブリッジ裏のアジャストブレーシングを採用。

―工場の火災により5ヶ月間生産停止。新しいCNC、塗装ブース、乾燥窯、生産工程、品質管理の再設計。

―ウクレレの生産を終了。

2014年

―オーストラリアで成長したカリフォルニア・レッドウッド採用。

―工場火災より再生、新規システムの構築。

2015年

―全ての2と3シリーズギターに標準ヘッドストックを採用。

2016年

―ビクトリア州ジェイミーソンに大木レッドウッドと都市再生プロジェクトを導入。

―ポール・ゲイルがエレクトロニクスの特別プロジェクトチーム、及びその開発としてコール・クラークに参加。

―より薄いネックプロファイルにアップデート。

2017年

―ミニモデル“LL Mini(旧Little Lady)”発売

―VXブレーシングに変更。

―販売されたギターの94%が100%サステナブル材を用いて生産。

2018年

―コール・クラークがThe NAMM Showで「Best In Show」アワードを受賞。

―ニール・ケネディがデザインした“LLB Bass(旧Long Lady)”ベースモデルを発表

2019年

―移動式製材機となるルーカスミルを購入し、都市復興に協力。

2020年

―ラップスティール“Violap”を再販開始。

―ギター製作総本数が45,000本を突破。

―ウェブサイト、プロモーション、広告から「Fat Lady」、「Angel」、「Little Lady」、「Long Lady」の用語が削除される。モデルコードは従来通り。

2021年

―新たに「TL Thinline」モデルがラインナップ。

―ギター製作総本数が50,000本を突破。

2022年

―新型プリアンプ「PG3」が搭載されたモデルがリリース。