フラクタル担当によるfractal audio AXE FX II XL+解説!!第三弾

担当によるAXE FX II XL +解説!!第三弾はペダルについてその2

2017-12-12 ハイエンドマルチプロセッサー担当であり、FRACTAL AUDIO SYSTEMS AXE FX II XL +所有する辻本です!!

いつもご利用頂きまして誠にありがとうございます。

今回は前回に引き続きAXE FX II XL+のエクスプレッションペダルについて書いていきます。
前回はワウペダルの割り当て方法でしたが、今回はワーミーに割り当てていきます。
今回も使用するペダルはFRACTAL AUDIO SYSTEMS / EV-2 Expression Volume Pedal Blackです。
他社のエクスプレッションに比べ、カーブが秀逸で本当にリニアに動きます。ちょっと衝撃的なくらい。また欲しくなりました。

今回もこのプリセットを使っての解説になります。このプリセットは担当のイチオシとなっております。
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このルーティングでは外音用にアウトプット1から出力、アウトプット2( FX SEND)からマーシャル等のリターンに接続して自分のモニター用といった出力が出来ます。
通常のプリセットでこのルーティングがされているものはほぼ無いのでご自身で気に入ったプリセットを改変して頂く形になります。その過程も楽しめると思います。

さて、割り当ての方法ですが、ワウの時と同様にエフェクトブロックを選択します。ワーミーはピッチシフトのカテゴリになりますので”PICTH”のブロックを選択します。

画面左下のEFFECT TYPEのタブをクリックすると
89909 B

いつもどおりいろいろ出て参りました。
いわゆる通常のワーミーを割り当てる場合は”Cl.Whammy”を選択してください。
次はモードを選択します。
81733 B

クラシックワーミーなので単純にオクターブを1オクターブ下げるのか上げるのか、2オクターブ下げるのか上げるのか。1オクターブ下がった状態から原音に対して1オクターブ上げるのか、もしくはその逆か。といったモードがあります。その右下にはピッチソースとあります。これは本家ワーミーにもあるのですが、単音で音を検知するのかコードなどの復音で検知するのかを選択ができるようになっています。

肝心の割り当てですが、ワウと同様に”CONTROL”のノブの真ん中にモディファイヤー印が付いていますのでそこで右クリック。画面左上の”SOURCE”をクリックし、”EXTERN 1”を選択すればワーミーの割り当ては完了です。

先ほどEFFECT TYPEのタブをクリックした際にチラッと見えた”Ad.Whammy”が気になってきませんか?

本来の実機のワーミーペダルには様々な機能がありますが、その機能も勿論再現できるようになっています。実機と違うところはMIX レベルの調整ができることや、ローカット、ハイカット、検知の微調整等ができる点でしょうか。

では”Ad.Whammy”を選択していきます。
81287 B

”START” ”STOP” ”CONTROL”などパラメーターがありますが、スタートはペダルのヒール部、ストップはペダルのトウ部だと考えていただけばいいかと思います。
スタートを-24にすれば2オクターブダウンからのスタート。ストップを24にすれば2オクターブアップの状態になるという事になります。
この数値をスタート値-2にしてMIX レベルを100%にすると1音下げの状態になります。
ワーミーペダルからの派生製品である、DROP、CAPO等を使用したような出力音がギター本体の音より高い、もしくは低い状態を作る事ができます。

このようにAXE FX II XL +の中にはアイデア次第でいくらでも新しいエフェクト、効果を得られるモノがこれでもかという程詰まっています。

まだまだいろいろご紹介できる事がありますので、次回も是非ご覧くださいませ!!

それでは!!

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